長野県大町合同庁舎 長野県大町合同庁舎（長野県大町市）　築28年

長野県大町市の大町合同庁舎様のエレベーターリニューアルが完了しました。竣工後28年目を迎えて実施されたこのたびのリニューアル工事では、カゴごと新規品へ交換（各フロアの乗場扉も全て交換）する入替工事でした。性能面では、制御盤および巻上機を交換して基本性能を一新したのはもちろん、災害対策、車椅子仕様、点字表示、ユニバーサルボタンなどを取り入れ、配慮の行き届いた人に優しいエレベーターとなりました。

■ 扉のカラーは、全フロアで明るいグレーを採用。

■ 左）可視性に優れたデジタル式の階数表示盤 ■ 右）乗場ボタンは、車椅子対応用

■ カゴ内は、新たに車椅子仕様を採用。 ■ 側板は、これまで傷のつきやすかった下部を幅広のＳＵＳ製荷摺りでカバー。保護シートなしで見栄え良く。

■ 左）シンプルで明るい天井 ■ 右）床には視覚障害者対応として出口を知らせる点字ブロック設置

■ ボタンには、凹凸があり大きめサイズで使いやすいユニバーサルボタンを採用 ■ さらに、各ボタンには点字表示もしています

■ 機械室

■ 直流方式からマイコンインバータ制御となり、不要となったジェネレーター、フロアセレクターなどの機器が撤去され、機械室のスペースファクタが広がりました。

■ 新設置された機器

災害時対策として新たに採用された、地震時管制運転装置用の地震感知器（写真左）と、停電時自動着床装置用のバッテリ（写真右）が機械室に設置された。

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