エレベーターリニューアル会社の種類と選び方
Q1.エレベーターリニューアルを提供する会社にはどのような種類がありますか?
エレベーターのリニューアルを請け負う会社は、主に3つに分類されます。
メーカー系
主に新規エレベーターの建設を請け負う。自社製のエレベーターのみリニューアルをおこなう。
リニューアル専門メーカー
エレベーターリニューアルを専門とし、専門の設計・工事部門を持つため、顧客の細かいニーズに対応できます。ESTEMが開拓したカテゴリとなり、唯一無二。国内全メーカー、全機種に対応可能です。
保守専門会社
主に保守を請け負い、リニューアル工事にも対応しますが、設計・工事部門を持たないことが多く、部品は外部調達となるため、リニューアルの選択肢が限られることがあります。
Q2.大手メーカー系とリニューアル専門メーカーの主な違いとメリットは何ですか?
両者にはコストや工法に大きな違いがあります。
| 特徴 | 既設メーカー系 | リニューアル専門メーカー (ESTEM) |
| 工法/コスト | 全面入れ替えを提案するケースが多く、価格が高い傾向があります。 | 使える部品を再利用し、老朽化した重要部品のみを交換する工法(準撤去)により、低コストで提供されます。 |
| 価格メリット | 当初見積もりから大幅に値下げするケースもありますが、リニューアルメーカーの方が平均して3割ほど安い価格を提示することが多いです。 | 価格が安く、適正価格を追求できます。 |
| 工期 | 工事期間が長くなる傾向があり、大手メーカーの場合、全面入れ替えで25日前後かかることがあります。 | 自社一貫生産体制と独自工法により工期を大幅に短縮でき、最短8~10日(基本プラン)から、駆動部品、制御部品と扉を交換するプランでも12~18日程度で完了します。 |
Q3.最適なリニューアル会社を選ぶ際の重要な視点(比較検討すべき点)は何ですか?
エレベーター改修は高額になるため、複数の会社から提案を受けて比較検討することを推奨します。特に以下の点です。
相見積もりと価格の透明性
複数の会社(既設メーカー、リニューアルメーカー、保守専門会社など)から見積もりを取り、仕様を統一して比較することで、適正価格での工事が可能となります。
工期中の対応力
エレベーター停止期間が短いこと、および、停止期間中の住民へのサポート体制(荷物運びや車椅子の方への対応など)がきめ細やかであるかを確認することが重要です。
長期的な保証と部品供給体制
メーカー都合による部品供給停止の恐れを解消するため、主要部品を標準品に交換し、最長20年間の部品供給保証を付帯できるか、あるいは代替品を自社で製作できるかを確認することが、長期的な安心につながります。
実績と技術力
リニューアルに特化した設計チームや、テストタワーなどの検証設備を持ち、新品時より高性能なエレベーターを設計できる技術力があるか、また、戸開走行保護装置(UCMP)など最新の安全基準に対応できるかも選定の条件となります。
