エレベーターリニューアル会社の種類と特徴。最適な会社選びの視点

2026年03月30日

エレベーターリニューアル会社の種類と選び方

Q1.エレベーターリニューアルを提供する会社にはどのような種類がありますか?

エレベーターのリニューアルを請け負う会社は、主に3つに分類されます。

メーカー系

主に新規エレベーターの建設を請け負う。自社製のエレベーターのみリニューアルをおこなう。

リニューアル専門メーカー

エレベーターリニューアルを専門とし、専門の設計・工事部門を持つため、顧客の細かいニーズに対応できます。ESTEMが開拓したカテゴリとなり、唯一無二。国内全メーカー、全機種に対応可能です。

保守専門会社

主に保守を請け負い、リニューアル工事にも対応しますが、設計・工事部門を持たないことが多く、部品は外部調達となるため、リニューアルの選択肢が限られることがあります。

Q2.大手メーカー系とリニューアル専門メーカーの主な違いとメリットは何ですか?

両者にはコストや工法に大きな違いがあります。

特徴既設メーカー系リニューアル専門メーカー  (ESTEM)
工法/コスト全面入れ替えを提案するケースが多く、価格が高い傾向があります。使える部品を再利用し、老朽化した重要部品のみを交換する工法(準撤去)により、低コストで提供されます。
価格メリット当初見積もりから大幅に値下げするケースもありますが、リニューアルメーカーの方が平均して3割ほど安い価格を提示することが多いです。価格が安く、適正価格を追求できます。
工期工事期間が長くなる傾向があり、大手メーカーの場合、全面入れ替えで25日前後かかることがあります。自社一貫生産体制と独自工法により工期を大幅に短縮でき、最短8~10日(基本プラン)から、駆動部品、制御部品と扉を交換するプランでも12~18日程度で完了します。

Q3.最適なリニューアル会社を選ぶ際の重要な視点(比較検討すべき点)は何ですか?

エレベーター改修は高額になるため、複数の会社から提案を受けて比較検討することを推奨します。特に以下の点です。

相見積もりと価格の透明性

複数の会社(既設メーカー、リニューアルメーカー、保守専門会社など)から見積もりを取り、仕様を統一して比較することで、適正価格での工事が可能となります。

工期中の対応力

エレベーター停止期間が短いこと、および、停止期間中の住民へのサポート体制(荷物運びや車椅子の方への対応など)がきめ細やかであるかを確認することが重要です。

長期的な保証と部品供給体制

メーカー都合による部品供給停止の恐れを解消するため、主要部品を標準品に交換し、最長20年間の部品供給保証を付帯できるか、あるいは代替品を自社で製作できるかを確認することが、長期的な安心につながります。

実績と技術力

リニューアルに特化した設計チームや、テストタワーなどの検証設備を持ち、新品時より高性能なエレベーターを設計できる技術力があるか、また、戸開走行保護装置(UCMP)など最新の安全基準に対応できるかも選定の条件となります。

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