藤沢東急ドエルオークス様

20%コストダウンが出来ました。

2004年4月に、神奈川県藤沢市の藤沢東急ドエルオークス様のエレベーター改修工事が終了しました。今回は、当マンションの修繕委員で建築家の中井泰彦様に手記をお寄せいただきました。

エレベーター改修工事を終わって

私の住む築後35年のマンション、エレベーターの根本的な改修の提案書が現行のエレベーター会社から提示された。見積り額は想像以上に高額なもので、建築設計を本業とする私にはどうにも納得できるものではありませんでした。 予算としてはその額を取ってあったものの、それは提案書にも基づいて作られた予算であったので、再検討する事を理事会に提案。詳細に見積書を見ていくと、建築の専門家でも判らない機器の金額は別として内外装の見積り金額を見ると通常の価格に比べ2倍を優に超える金額が入っていた。 その事から推測して「この見積りは半分になる」と見当をつけ、インターネットで検索してこの会社を見つけ電話をしました。翌日営業マンが尋ねてきたので概要を説明、見積りを依頼。1週間ほどで出てきた見積りは約4割安い金額、しかしよく見ると、元の見積りでは巻上機の交換は含まれていない。新たな見積りにはそれも含まれている。又、巻上機交換に伴い発生する官庁への確認申請手続き、現行基準に適合させるための機械室の改修工事、等すべて含まれた金額でした。

見積り基準を同一にするため、同じ基準で現行のエレベーター会社に再見積もり依頼すると、確認申請を出すと工事期間が長くなるからという理由で、巻上機の交換はやりたがらない様子、それでも一応同一基準での見積りを出してもらったところ、その金額は2倍を遥かに超えるものでした。ちなみに巻上機交換をして官庁検査を受けても当初のエレベーター会社から出された工期より短い期間で完了した事を付け加えておきます。

また、エレベーターには月々の定期検査が欠かせないものですか、従来の点検費用の半額、今回見積りに記載された新しい点検費用に比べても20%コストダウンが出来ました。
実はこれは実質20%以上の開きがあります。通常の遠隔管理は同じですが、目視点検は、従来の会社が3ヶ月に1回に対して、この社の場合は、毎月1回です。
私は仕事でマンションの大規模改修のコーディネートを最近頼まれる事が多いのですが、エレベーターに限らず改修工事は見積金額に比較的差が出る事が多いのです。工事範囲が、新築と異なり、様々な見方があるからです。ほんとうに今やらなければならない事は何か、10年後の次回まで先送りできる部分は何か、等を見極めながら工事計画を立てないと、無駄なコストを掛けてしまう事になります。 最近監理した例でも5000万から12000万円まで開きがありました。今回も35年使った巻上機を交換するかしないか、判断が分かれるところでしたが、車で言えばトランスミッションに当たる巻上機は基幹部品、現行の機械がこれから35年使えるという保証は無く(常識的にも)、今回交換するということは将来の余計な負担を回避できるという意味で正しい選択であったと考えています。身の回りには、当たり前と思われている事が、以外に当たり前ではないという事があるものです。
勿論、理事会全員一致でエレベーター会社を換えることにしたのは言うまでもありません。

藤沢東急ドエルオークス修繕委員 株式会社中井設計室代表 中井泰彦様

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