永山ハイツ様

リニューアルする以上は「見た目」も大切です。

Q1.改良前のEVで何が困っていましたか?

30年以上もリニューアルせずに使用してきたエレベーターだけに機能面の古さもあり、停止時のショックが大きく、号基によっては気温や湿度によって階段室と数センチの段差が発生することも多々あった。エレベーターかご内の照明も古くさく、出入り口の三方枠に錆や塗装落ちなど経年劣化が目立っていた。さらに、籠内の防犯カメラも貧弱な機能で、不合理な契約もあってリニューアルを期にして解約を考えた。

Q2.改修工事の議事進行に当たっての苦労はありますか?

リニューアルが具体化したのは、保守管理を委託していたA社が2年前からリニューアルを提案してきていたこと、そして、ハイツに自家発電があったものの地震に対応する管制運転装置が無いことなどから、大規模修繕工事と並行して改修しようということになった。
理事や修繕委員会、そして居住者は現状の大手A社で問題はなく、予算額に見合えば相見積もりなどせずに、引き続いて施工を求めればいいというのが大勢でした。
エレベーターといえば、大手会社しか知らなかったので当然のことでした。まして、超高層ビルで停止時に10円玉が倒れないエレベーターがテレビで紹介されるなど、ブランド名が圧倒的に先行して、早々にA社を選定し、施工となるはずでした。
担当理事になった私は、ある意味で偏見との戦いでした。寡占状況にある大手のエレベーターと比較対抗して、適正な工費とエレベーターへの信頼性が確認できれば独立系エレベーターメーカーで問題がないことを居住者に了解させることに非常な気苦労がありました。

Q3.なぜエステムにしましたか?

永山ハイツは297世帯、11階建て、5棟の集合住宅で、エレベーターは14基あり、1棟に1基ではなく、階段毎に1基有る集合住宅です。
すでに30年以上も保守点検を継続していたA社は、リニューアルを2年前から組合に提案していました。年間の保守点検費もA社なら問題なかろうと他社との比較などまったくしてこなかった。提案を受けてから当時の理事会は、大規模修繕工事に多額の費用がかかることから、エレベーターのリニューアルについてA社を選定するにせよ、施工費のダウンを求めて他社も考えていると見せかける方がいいとの意見があったようです。
理事がインターネットでリニューアルの公募をしたところ、独立系から2社応募がありました。1社は既存のエレベーターがA社と分かるとあっさり撤退しました。もう1社だけが残り、地道で積極的な営業をしてきました。それが御社、エステムです。
私が担当理事を引き継いだのは、この時点からでした。
A社とエステムの2社にヒアリングをしたところ、エレベーター業界や機器に疎い私でさえ首をひねりました。明らかにA社のプレゼンは貧弱で、資料は数頁のコピーであったし、選定は自社だという安易さがみえていました。それに比べて御社のプレゼンは資料が豊富であり、積極的で、なによりも応答に誠実さが感じられました。
このヒアリングにおける私の印象ですが、修繕委員会や理事達はA社よりもエステムに対して質疑が厳しかった感じを受けました。「大A社」というブランド故でしょう。失礼な言い方ですが、私自身も御社をまったく知りませんでした。ただ私の性格なのか、大名商売の姿勢が癇に障りました。そこで、このヒアリングを境に今後の選定と交渉のためにエレベーターと業界について調べることにしたのです。最初に驚かされたのは、試しにと大手B社にリニューアルの件を伝えるとハイツがA社だと知るや、A社より高めに見積もりを出すと、ぬけぬけといわれたことでした。新設なら競合するが、リニューアルは大手で共食いしないことがわかりました。
集合住宅の理事として情実で施工会社を決めることはできません。情報や知識を得た上で公平に判断しようと心しました。さらに、専門的な知識や交渉が必要になると判断し、交渉に対応すべくコンサルを委託しました。この委託とその後の交渉過程で、A社はおよそ大企業らしからぬ愚劣さを示し、半年以上に渡る前代未聞の不愉快なトラブルになりました。この間、エステムはきわめて冷静で、誠意あり、そして粘り強く選定交渉に参加し続け、管理組合は最終的にエステムに施工を頼むことになったのです。

Q4.改良後によくなったところ/住民の声

かご内、開閉ドア、三方枠はシート張りできれいになり、天井のライトも明るくなり、操作パネルも一新し、居住者、それも女性方からたいへん好評をえました。なによりも停止がスムーズでショックや揺らぎが無くなったことは特に喜ばれました。
30年もの間、共用部分に大規模修繕をしてこなかった為に、住環境に対して居住者は妙な「慣れ」を持つものです。つまり、汚れていても、少々傷んでいても、部分的な不具合があっても、住めるならいいじゃないかと「がまん」してしまうことです。
エレベーターも同じでした。リニューアルについて、かご内の内装、入り口の外観などに金をかけないで、目に見えない安全装置や保安部分を実情に即して手直しすればいい、という意見でした。この頑迷さを説き伏せることにも四苦八苦しました。長期間してこなかったリニューアルである以上、管制運転装置など保安部分だけでなく内外装を美麗にすべきで、ちょうど大規模修繕でも外観や階段室がきれいになったので、苦労の甲斐があったと痛感しています。
修繕計画で経常していた予算額も下回りました。ちなみに、年間1000万ほど支払っていた保守点検費もリニューアル後にA社を解約し、ほぼ半額!となりました。
余談ですが、エレベーターリニューアルや長期修繕に関わる委員会には、女性が加わっていることが大切です。男性目線だと内外装を軽んじて機能や保守管理を重視しがちです。長年積み立ててきた修繕費は居住者が生きているうちにこそ使われるべきでしょう。リニューアルする以上は「見た目」も大切なのです。

永山ハイツ管理組合 修繕委員 設備担当 米山篤志様

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