エレベーター故障対策:扉交換による解決法
Q1.なぜエレベーターの故障は扉回りで最も多く発生するのですか?
エレベーターの故障原因で最も多いとされるのが扉回り(扉関連)の故障であり、リニューアル時に交換しなかった場合の不具合は全体の半数以上を占めます。
これは、扉回りがエレベーターの中でどこよりも稼働する箇所であるためです。
扉の開閉は非常に頻繁に行われるため、部品の経年劣化が最も起こりやすい箇所となっています。
具体的な予兆としては、扉の開閉時に振動や異音が発生する、扉がガタガタしているといった現象が見られます。
Q2.扉と扉機構を交換することで、どのような問題が解決しますか?
ESTEMの「未来設計リニューアル®プラン」では、故障リスクの高い扉と扉機構ごと一新して交換することを推奨しています。
これにより、故障原因となる駆動部分の老朽化が解消され、エレベーターの停止を伴う故障が少なくなりますので、利用者にはより安心してエレベーターをご利用していただけます。
また、老朽化したままの部品を残してリニューアルを行った場合、すぐに扉回りの交換が必要になるケースがありますが、扉機構ごと交換することで費用や工期の削減にもなります。
さらに、扉機構を一新すると同時に、乗場やカゴ内のデザイン(意匠)も刷新することができ、新品同様に美しく生まれ変わるため、建物がより魅力的に映ります。
Q3.扉交換は部品供給の不安や保証にどのように影響しますか?
扉と扉機構を交換し、主要部品を自社設計の標準品に置き換えることで、既存メーカーによる部品供給停止の不安を取り除けます。
特に、扉交換を含めた「未来設計リニューアル®プラン」でフルメンテナンス契約を結んでいただいたお客様に対しては、最長20年間の部品供給保証がつきます。これにより、エレベーターを長期間にわたり安全に稼働させることが可能になります。
なお、扉交換を行う場合の工事期間は、エレベーターの基本的な停止期間(例:7~10日間)に加えて、各階の扉回り交換につき1ヶ所あたり0.5日が追加される目安となります。
