エレベーターのリニューアルの
最新研究テストを行う
ESTEMの心臓部

未来設計リニューアル研究所案内

未来設計リニューアル研究所では、設計・研究とテスト設備を一体化し、最新のエレベーターを生産しています。
エレベーターの心臓部ともいえる制御盤。複雑な配線や回路が張り巡らされているため、電気系統のトラブルが発生する可能性があります。ESTEMでは、出荷前の制御盤、巻き上げ機、電気ケーブルを一台一台検査して、現地に届けています。エレベーターの電気系の設計、制御盤の安全確認は電装部が行っています。
品質チエックは、電装部の担当者が行い、エレベーターの電気的トラブルを防いでいます。品質チエックは、一台一台のエレベーターを工事現場と同様に配線をつなぎ、確認をしています。電装部は豊富な知識をもった電気のスペシャリスト集団で、日本エレベーター協会の電機専門委員会の委員も務めています。
 

〈安全な品質チエックを行うために〉

ESTEMでは、確実で安全な品質検査を行うために、不具合等のトラブルが発生するたびに検査体制の見直しを行って再発防止を徹底しています。検査員全員が、一台一台丁寧な検査を行うことで品質を維持しております。


エレベーターの品質チェック

ミニチュアテストタワー

ESTEMでは、研究所内に5台のミニチュアテストタワーを備えています。ミニチュアテストタワーは、実際のエレベーターと同じ作りになっており、制御盤、巻き上げ機、ケーブルをつないで稼働テストを行っています。
テストは専用のチェックシートで厳しい品質基準により行われています。

シミュレーター

ESTEMでは、エレベーターの機能に合わせたシミュレーターを自社開発しています。こちらも、厳しい品質チエックに活用しています。特に、地震時の緊急停止の安全性などを検査しています。
停止階の多いエレベーターでは、各階ごとに確実に停止をするのかをチエックします。品質チエックは1台に1日かかるため、綿密なテストスケジュールを作成し、ロスのない品質検査を行っています。